【小1】久しぶりの絵本の読み聞かせ(ちいさいおうち)で娘の成長を感じた
娘の小学校の話。
「おうちの人に絵本を読んでもらいましょう」という宿題が出た。娘が1人で本を読めるようになってから、すっかり減った絵本の読み聞かせ。久しぶりに、娘を膝にのせて読み聞かせをしてみた。
ちいさいおうち
宿題では、本の指定は無く、好きなものを読んでもらいましょう、ということだった。さて、何にしよう。あまり長いものは私が読むの大変だし(;´Д`)、多くのものは既に手放してしまってうちには絵本があまり残っていないし。・・・と思って、家をがさごそやっていると、何冊か本が出てきた。そして、久しぶりに絵本の定番中の定番、「ちいさいおうち」を読んでみることにした。
- 作者: ばーじにあ・りー・ばーとん,いしいももこ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1965/12/16
- メディア: 大型本
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静かないなかに,ちいさいおうちがたっていました.やがて道路ができ,たかい建物がたち,まわりがにぎやかな町になるにつれて,ちいさいおうちは,ひなぎくの花がさく丘をなつかしく思うのでした.美しい名作絵本.
これ、娘がまだまだ小さかったころ、ずいぶんと読み聞かせしたなあ。子供の本の扱いが雑で、本のカバーがぼろぼろになっているのも懐かしい。
ストーリーが分かっていなかった?頃は、私が読んでいると、次のページ、次のページと急かされたものだけれど、今回は娘の反応が違うのが興味深かった。ちいさいおうちの周りが町になっていくと、娘は「なんだか悲しいね」とコメント。私が「美しい絵だよね」と言うと、娘は頷きながら「ほんとだね」。娘との会話が成立している^^・・・どころか、大人と会話しているような錯覚に陥った。
過去に読んだことのある本をこうやってまた読み聞かせすることで、以前の反応と違うことが分かって、娘の成長を感じることができた。素敵な宿題だなあ!
これから読み聞かせしたい本
今回の宿題がきっかけで、また絵本の読み聞かせをしてみたいと思うようになった。
例えば・・・
最近、遠ざかっている落語絵本とか。
「まんじゅうこわい」
よく知られる落語噺を絵本で展開。町内の若者が集まってそれぞれに、自分のきらいな生きものを言い合おうじゃないか、ということになりまして…。へび、おばけ、くもなど続くなか、松っあんは…。語りのおもしろさを伝える。
そういえば、一時期、「じゅげむ」にはまっていたこともあったなあ。
あとは、世界の名作といわれる絵本のうち、まだ娘が読んでいないと思われるものとか。
- 作者: モーリスメーテルリンク,Maurice Maeterlinck
- 出版社/メーカー: 金の星社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 大型本
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「青い鳥」
幸せの青い鳥はどこにいるのでしょう。そして、どこにいたのでしょう。
いもとようこさんの絵は、ほっこりするから私はもちろん、娘も大好き。
同じタイトルでも、挿絵が違うと印象もずいぶんと変わるので、読み比べるのも楽しそう。「セロひきのゴーシュ」の表紙を見比べるだけでも、全然違う。
読んだ後に「こっちの方が好き」「いやこっちの方が良い」なんて話すのも楽しそう。(の前に、「えー同じ本2つも読むの?」と子供からクレームが来そうな気もする。)
感想。いろいろ
娘が成長するにつれて、絵本の読み聞かせをする機会はどんどん減っていく。小学校低学年くらいが絵本の読み聞かせを親子でゆっくり楽しめる最後の時間かもしれない。図書館でまたいろいろ借りてきて、読み聞かせを楽しもう。