mamasan3’s diary

小学校1年生の女の子のママが、旅行やおでかけ・読んだ本の紹介・娘の習い事などについて書いています。

【読書】「樹原家の子育て ―ピアノランドと笑顔の毎日―」を参考に、娘のバイオリンの練習方法を変えてみました

娘がピアノのレッスンで使っているテキスト「ピアノランド」。著者の樹原涼子さんが育児本を出されていると知り、図書館で樹原家の子育て ‐‐ピアノランドと笑顔の毎日 (角川書店単行本)を借りてきました。

 

原涼子さんに共感!

以前にも書いたかもしれませんが、バイオリンの練習をめぐって、我が家では毎晩のように私と娘のバトルが行われていました。(ここ数日は落ち着いているので、「行われていました」と、過去形にしてみました!!)

 

一時は15分×2回くらいの練習をしていた時期もあるのですが(それでも30分ほどですけど!)、弾く曲が少しずつ長くなり、難しくなり、バイオリンも1サイズアップして重たくなり、そして、おそらくこれが一番大きいのですが、「集中して!」とか「音がずれてるよ!」と私に注意されるので、娘はバイオリンの練習が好きではありません。

 

こんなにも親子で揉めるなら、もうバイオリンはやめた方がいいのかもしれないと思ったり、いやいや、練習する時間を一時的に減らしても、継続したほうがいいに決まっていると思い直したり・・・そんな時にこの本に出会い、樹原涼子さんの仰っていることに強く共感しました。

 

先生の求めることがわかるだけに、それをクリアするまでしごきたくなって、まるで自分自身のレッスンのような気になってしまうんです。

 バイオリンを習っているのは息子なのであって、私はその手助けをすればよいだけで、楽しく弾くために生活の中で工夫をすればよいのだと、頭ではわかっているのですが・・・・・・。(pp.148-149より)

 

そう、そうなんです。頭ではわかっていても、すごく感情移入してしまって、娘がバイオリンを好きになるように導くことをすっかり忘れて、宿題をきちんと終えられるように・うまく弾けるように練習しなくては、と思ってしまうんです。

 

原涼子さんのお子さんの練習方法

原涼子さんのお子さんもバイオリンを習っていらしたそうです。そして、お子さんの自宅での練習に付き合うときに、いろいろと工夫されていたようです。お子さんが1回しか弾きたがらないときは、その1回を美しく弾けるように、バイオリンを弾く前にレッスンで指摘された箇所を思い出したり、弓の動かし方を確認したりされていたそうです。

 

私は我慢強くないので、娘がバイオリンを弾く前に、ここまでの準備をしてあげることは難しそうですし、「今日も1回しか弾かなかった」と私の方が落ち込んでしまいそうなのですが(やはり娘のバイオリンに感情移入しすぎ!)、未就学児に毎日バイオリンを練習させるなら、やはり親の努力はそれなりに必要なのだと感じました。

 

結局のところ、やはり誉めることが大切

私は音楽家ではないですし、樹原涼子さんのようにプロフェッショナルに、娘のバイオリンの練習に付き合うのは難しいのですが、

毎日続けるコツは、とにかく誉めること!(p.184より)

これならできそうです。(心の余裕のあるときのみ・・・)娘がバイオリンの練習をしていると、間違って弾いている部分に目が行ってしまうのですが、それよりも、初心に戻って、娘の良いところをみて、彼女のバイオリンの練習に付き合おうと思います。

 

そして、ここ数日は、「〇〇ちゃんバイオリン上手だからママ、〇〇ちゃんの指の動きをしっかり見ておこう!」とか「〇〇ちゃん、弓の動かし方がスムーズだよね~ママも真似しよう」と誉めて、教えを乞うスタンスで娘のバイオリン練習に臨んでいます。今のところうまくいっていて、今朝、娘が「バイオリンの先生は厳しいね。ママの方が優しく教えてくれるんだもん。」と言っていたので、バイオリンの先生に対するコメントはともかく、家でのレッスンはこれでしばらくうまく行きそうかな!?と期待しています。