mamasan3’s diary

小学校1年生の女の子のママが、旅行やおでかけ・読んだ本の紹介・娘の習い事などについて書いています。

【育児】「子供が思うように育たないのは、(子供ではなく)親の責任!!」と感じた出来事

先日、仲良しのママさんと子供の話していて、改めて感じたこと・・・それは、子供が思うように育たないのは、親の責任だということです。

 

私の友人(私と同じく、保育園児のママ)が、「子供が勉強しない!!やる気がない!!テレビやスマホばっかり!!」と、かなり憤慨していました。友人はすごく真面目で(そこがとっても素敵なところです)、毎日の仕事の後や休日に、子供を習い事に連れて行ったり、家でも習い事の復習に付き合っているようです。時間とお金を取られながらも、一生懸命に子供のことを考えながらやっているからこそ、真剣に勉強に取り組まない子供さんに怒りを感じてしまうのでしょう。今、勉強をして、ある程度有名な大学に進学しないと将来が不安というのもあるようです。

 

友人があまりにも激しく怒っていたので、彼女とのおしゃべりの後も、彼女の怒りの矛先であるお子さんについて、考えていたのですが、勉強しないこと、やる気が無いことで怒られるって・・・お子さんがとても可哀想に思えてきました。

 

ある程度大きくなった子供ならともかく、私たちの子供はまだ保育園児。私たち親の選んだ保育園に通い、親の決めた習い事に通い、親の提供した家庭環境の中で時間を過ごし・・・と、子供たちは保護者の選択によって作られた環境の中に身を置いているだけです。子供が勉強しないのであれば、多くの場合、親の提供した現在の環境に何か問題があるか、遺伝(勉強しない血筋?)かであって、子供に問題があるわけではありません。

 

子供に勉強させたいなら、勉強したいと思わせるような条件を親が整えてあげる必要があるように思いました。「勉強やりなさい!なんで集中しないの!」と叱られて、子供が勉強したくなるはずがありません。

 

テレビやスマホばかりやってしまうなら、私ならまずはそれらを子供から遠ざけます。テレビは親戚のおうちに預けちゃうとか。私たちの子供たちは小学生にもあがっていなくて、勉強らしい勉強は後からでもまだ追いつけるし、遠回りに感じてしまうけれど、まずは机に向かう習慣をつけるために、座って親子で絵を描いてみるとか。積み木や折り紙の切り絵で遊べば、小学校にあがってからの図形の基礎にもなりそうですし・・・

 

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と、まぁ、えらそうに書いていますが、私も友人の気持ち、すごくよく分かります。私も娘のバイオリンの練習に関して、同じような感情を持っていた時期がありますから。「やるときは、やる!なぜこれができないの?」と思って、大好きな娘だからこそ感情移入しすぎてしまいましたから。今は、樹原涼子さんの育児本を読んだからか、嫌がる子供に無理矢理やらせて親子で消耗することに疲れたからか(ずいぶんとネガティブな理由ですが)、わりと穏やかな気持ちで娘のバイオリンレッスンに付き合えていますが。

 

これからも、バイオリンに限らず、娘の成長していく様子を見て、「もう!(=怒り)」って思うことも出てくるでしょう。でも、そんな時には「親に責任がある」ということを思い出しながら、子供を責めずに育児をしたい・・・友人との会話を通じて思ったのでした。