mamasan3’s diary

小学校1年生の女の子のママが、旅行やおでかけ・読んだ本の紹介・娘の習い事などについて書いています。

【読書】怒ってばかりのママをやめたい!「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」

今週のお題「読書の秋」

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今週のはてなブログのお題。読書の秋。

 

先日もこのお題に参加しましたが、またまた、魅力的な本との出会いがありましたので、今、読んでいる本のご紹介です!

 

私が怒るとき、それは娘のバイオリンの練習中

子育て中、どうしても子供に怒ってしまうことがありますよね?

 

私の場合、娘へのイライラが募るのは、(このブログでも何度も書いたように思いますが、)娘のバイオリンの練習に付き合っている時です。うまく弾けないのは仕方ないとして、集中してほしいけど、集中しない・・ここで私のイライラ度合いが徐々にあがり、最終的には怒りがマックスになります・・

 

子供からしたら、練習は難しかったり、ママ(私)が怒るから、好きじゃない⇒集中しない、それだけのことです。私もそれは分かっているのですが・・・バイオリン以外のことであれば、我慢できるのですが、なぜこの楽器のことになるとこんな気持ちになってしまうんでしょう。

 

バイオリンのプロになってほしいわけではなくて、趣味として続けていってほしいだけなのに、毎晩の娘とのバトルに疲れます。(最近はわりと落ち着いていますが。)バイオリンにこんなに振り回されるなんて。

 

「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」で怒らないよう実践中

そんな時に出会った本です。子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本は、読みやすく、実践しやすく、私と同じようにイライラしちゃうママ、そしてその怒りを子供にぶつけて毎回自己嫌悪に陥るママにお勧めの一冊です。

 

これまでの育児本では、怒りの感情が込み上げてきたら

・6秒(だったと思います)数えて、怒りを抑える

・深呼吸する

というのを何度か読んだように思います。

 

でも、私の場合、

・6秒数える⇒その間に冷静になるどころか、6秒を数えている間に娘を責め立てる言葉を思い付く

・深呼吸する⇒怒りを抑える効果無し(のように思える)

という状況でした。

 

この本の著者の篠真希さんは、アンガーマネジメントシニアファシリテーターという、いかにも怒りをコントロールできそうな職業に就いている方だからでしょうか、こんな私にも実践できそうなアイディアを出してくれます。

 

グラウンディング

 怒りを感じたときに、反射的に言葉を発しないために反応を遅らせる方法です。

 怒っているとき、頭のなかには次から次へといろいろな考えが浮かびます。「またか!」「この前も言っているのに」などなど走馬灯のようにイライラをふくらませる考えがめまぐるしく浮かんでくると、自分で自分の怒りをどんどんあおってしまいます。(p.125) 

そう、まさに!私がこのパターンに当てはまります!!

本にこんなことが書いてあるってことは、きっと私みたいな人が他にもたくさんいるということですよね!?

 

 そんな怒りに囚われてしまいそうになったときに試してもらいたいのが、目の前のある何らかのものに意識を集中するという方法。

 たとえば、ペン、スマホ、本、コップ、自分の爪、何でもいいのです。

 よくよく観察してみましょう。ペンの形、スマホの傷など、じっくりと観察してみます。目に入ってきたどんなものでも、形のあるものなら何でもかまいません。

 怒っていることの原因も解決策も一切考えずに、ただ「今」「この場」に集中し、怒りを大きくしかねない「過去」も「未来」も考えないようにします。(pp.125-126)

 とっても簡単そう・・・ということで、半信半疑でやってみました。

 

先日は、娘のバイオリンの練習の途中、怒りの感情が湧いてきた時点で、目の前にあった娘の目尻に集中!!しました。たったそれだけのことなのですが、あら、不思議。1つのことに集中すると、瞑想しているのと同じような感覚になるのです。娘の目尻以外のことは見えなくなるので、怒りが落ち着きに変わるといいますか・・・

 

私にはこの「グラウンディング」という方法が一番しっくりきましたが、他にも、怒りをコントロールするための呼吸法などの紹介もありますので、自分に合うものを試すことができます。

 

怒りを抑えるというより、怒りという感情をコントロールするように導いてくれる1冊です。「わかる~」「なるほど~」の連続で読み進めることができます。軽い感じで読めるので、私のようにイライラしちゃうけど、そんな毎日を変えたいママさんにお勧めの1冊です!!